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一昨日、大学時代のクラス会があった。私たちのクラスは電気電子工学科だったので、エネルギー問題に対する関心は高い。当然、東京電力に勤務していた者もいる。その中で、企業を早くに退職し大学の先生になった友人が大変興味深い話をし始めた。

地球上の人類には3種類のエネルギーが利用できるのだという。太陽エネルギーと核分裂エネルギーと地殻(マグマ)のエネルギーだ。従来、最も有望視されていた核分裂エネルギーは、どうもだめだ。そうなると太陽か、マグマだが、太陽の方が圧倒的に量が多いという。しかし、その中身は太陽光や太陽熱ではなくて、海中に蓄えられたエネルギーだと言うのである。その最たるものが海流だという。幸い、日本は世界最大の海流である、黒潮が近海を流れているので、最も恵まれているのだと友人は主張する。但し、黒潮も近いとはいえ、日本の沿岸から少し離れているので送電線を張るのは大変だから、一度水を電気分解して水素エネルギーに変換して輸送すれば安価にエネルギー運搬が出来るという。この黒潮だけで、他の再エネなど無くても十分間に合うのだという。

さて、この話はどっかで聞いた話と似ているなと思った。そうだ、今月13日に会津大学復興フォーラムで東大生産技術研究所の木下先生から海洋エネルギーを用いた発電について面白い話を伺った。先ほどの黒潮の話と似たようなストーリーである。但し、この木下先生の話は単なるアイデアではない。英国で既に具体的に計画されている話である。英国政府は英国の沿岸を幾つかの区域に分けて、携帯電話同様、海洋区域のオークションを行っている。英国では潮力発電は既に夢物語ではないのである。

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